ウトロに数日滞在して、知床半島を楽しみました。
オホーツク海に面したウトロの海は思いの他とても静かでした。
流氷の押し寄せる前と、台風の時以外は、いつも穏やかな海なのだそうです。
朝焼けと夕焼けがとてもきれいなので、ぜひ見て、と地元の人に言われたのですが、朝は、結局一度も起きれず、夕焼けしか見れませんでした。
夕日がウトロの町をだんだん赤く染めて、やがて水平線へ沈んでいく・・・

ウトロ港から知床半島の先端知床岬までクルーズがでています。(4時間ほど)


先端が鋭くとがった大きなつのをつけていて、見慣れた奈良の鹿とは雰囲気が違います。
知床横断道路で根室海峡側の羅臼へ。
原生林の中に作られた道路で、きついヘアピンカーブが続きます。。
途中の知床峠へ近づくにつれ、風景は背丈の低い曲がりくねったダケカンバの森へと変化していきます。 知床峠付近では背の低いハイ松が一面に広がり、高山の風景です。 その下の写真が羅臼岳。


国後島は、雲がかかって見えにくく、羅臼から、再び撮ってみましたが、漁港のはるか先にうっすら写ってはいるはずですが・・・ はっきりしないですね。

中標津の方へも足をのばしてみました。
地平線の彼方まで牧草地が広がり、酪農場が時たま点在・・・


春から夏の花盛りの季節は終わっていたようでしたが、平地にも、知床半島にも、フジバカマやハンゴンソウ、ススキの群落が見られ、秋の気配が。


根室海峡側の海岸には、ハマナスが咲いていました。(その下は実)


出来る限り場所をしぼってアップをしましたが、それでもかなり長くなってしまいました。
知床には様々なネイチャー・ウォーキングのルートがあり、堪能しました。
羅臼岳などに登山をすることもできるようです。
知床半島は、世界的に、とても貴重な場所なんですね。
ここまでお付き合いを頂きまして、ありがとうございました。