25.02.28. 尾道旅行*千光寺公園、福山・明王院、浄土寺

羽田から広島へ。

広島空港でレンタカーをして、まず、千光寺公園(尾道)へ。

天気が良くなかったので、ロープウェイに乗らないで、車を千光寺山の駐車場に止める。

千光寺山一帯は、千光寺公園となっていて、千光寺、尾道市立美術館などがある。春には桜の名所として有名だそう。

尾道市立美術館

新展望台PEAK(ピーク)へ登ると、尾道水道沿いの街並みや造船所、しまなみ海道の島々が見渡せた。

尾道水道とグリーンヒルホテルが見える

千光寺公園内のレストランで昼食後、福山の明王院へ向かう。

 

明王院; 807年 弘法大師の開基。

当時、付近には、草戸千軒があり、港町、門前町として栄えていたという。 しかし江戸時代に入り、芦田川の土砂で、草戸千軒は被害を受けるようになり、1673年の大洪水で土砂に埋まり、全滅した。 昭和になってからの芦田川改修工事で、草戸千軒の遺跡が発見され、その存在が確認された。

明王院の本堂は、1321年(鎌倉時代)建立。全体に和様、細部には唐様を用いた折衷様式で、この様式としては現存する最古の建物。 本堂の秘仏 十一面観世音菩薩は重文。

五重塔は、1348年(南北朝時代)に、広く庶民の浄財により建立。本堂と共に国宝に指定されている。

明王院:五重塔が見える

 

明王院五重塔と本堂

明王院に隣接して建つ草戸稲荷神社は、明治の神仏分離の際、稲荷社などが離れて神社となったもの。

 

その後、尾道に戻り、ホテルに行く前に、浄土寺へ寄る。

浄土寺は、海(尾道水道)からすぐ上の高台にある。浄土寺の参道の階段は、JR山陽本線の線路の下をくぐって山門へと上がって行く。

 

山門から振り返ると、港と尾道水道が見える。

 

多宝塔(国宝)と 阿弥陀堂

 

本堂(国宝)

浄土寺: 616年 聖徳太子が開基。 鎌倉時代に全焼するが、当時の豪商により再建。 尾道は、交通、経済、軍事の要地であったため栄えていた。

 

夜は、宿泊したグリーンヒルの一階にあるレストラン(港食堂)で、牡蠣をたらふく食べた。 今年は、広島の牡蠣が調子悪いということで、兵庫県産の牡蠣だったが、おいしかった~! パパは、生、蒸し、もすべて食べ、焼きガキが一番おいしかったそう。 カキフライも絶品。

3泊した尾道グリーンヒルホテル:尾道駅のすぐ南にあり、尾道水道を見下ろして建つ。一階に連絡船などの発着場がある。

尾道駅

 

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