17.09.21. 南禅寺、永観堂、法然院

朝早く、京都プリンセスホテルから、まず、南禅寺へ向かう。

南禅寺は、1291年亀山法皇が大明国師を迎えて開創。臨済宗。

南禅寺三門(重文)
方丈庭園(枯山水) 小堀遠州
方丈内の庭園
琵琶湖疎水の水道橋 1890年竣工

次に、永観堂(禅林寺)へ向かう。853年より、最初は真言密教であったが、真言密教と浄土教、さらには浄土宗へと変遷する。

中門より入り、みかえり阿弥陀さまを見に阿弥陀堂へ。 上は、庭の様子。

みかえり阿弥陀さまは、東大寺宝蔵にあったのを、白河法皇より、東大寺別当をしていた永観がもらい受ける。永観が別当を辞する際、尊像を背負って京都に入る際、東大寺の僧が追いかけてきたが、像は永観の背中に取りついて離れなかったので諦めたと言われる。又、永観が50歳の時、阿弥陀さまが突、突然段から降りて、永観の前を行道され始めて、ふりかえりさま、「永観、遅し」と言われたいうのは有名な話。 慈悲に満ちた、端正な姿に、阿弥陀様の前を去りがたく、いつまでそこにいたいと思った。

さらに、法然院へ向かう。

鎌倉時代初め、法然上人が弟子と共に草庵をいとなむ。 後鳥羽上皇が熊野臨行の留守中に、院の女房が弟子を慕って出家したことが、上皇の逆鱗に触れ、弟子は死罪、法然は島流しとなり、草庵は荒廃する。江戸時代に、知恩院の和尚が、念仏道場を建立。

門の前で
百砂壇:水を表す白砂壇の間を通って身を清める。

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